2013年9月24日火曜日

6th ANNUAL DRAG GAMES ③

ロングに出ると必ず切れていた豆電球のライトから夜も安心のH3へ改造してもらっていた。前を照らすヘッドライトってなんて素敵なんすかね。

突然ライトが消えた。27時頃。

そこはまだ東北道に入って最初のサービスエリア蓮田で給油をして直ぐだった。

切れる予定なんてないから替え玉なんて持参してない。


街灯があって結構明るいから、とりあえず次の佐野SAまで走ってから見てみよう。

バイクを停め、そういえばバッグにこの間ドンキで買ったアニマル柄のミニ懐中電灯があったはずだ。


その前にあの方にお知らせをしなければ・・・「ライト死亡」


バッグをあさりアニマル柄のミニ懐中電灯のスイッチを押す。

つかない。

電池切れか?電池の替えも持っているわけがなく、ふたを回し取り電池を確認したら単4が4本だった。売ってるか?

ふたを閉めもう一度スイッチを押したら点灯した。


レンズの外から光を照らし球を見てみたが切れている様子はない。

球が切れていようが代えの球が無いが、一応確認してみよう。



ライトを留めている10mmのボルトを外し、レンズを留めている8mmのねじ・ナットを外してみてもやっぱり球は切れていない。

街灯あるからライト付いてなくてもいいか。

元に戻すべくレンズを留めているリムのねじを留めよう。

ねじは長さが無いのでリムをギュッと握ってからでないとナットが入っていかない。

ギュッと握ってナットを締めようとした瞬間。8mmのナットは金属に当たった音を少し奏でて地面に落下した。

夜のサービスエリア、アスファルトの粒の中に埋もれる、たった8mmのナットは人生の目標のようにそう簡単には見つからない。

どれほど遠回りをしただろう、足元に落ちていたのを見つけるまでには30分以上かかっていた。


今度はライト本体を付ける。10mmのナットを付けようとした瞬間、ワッシャーが消えた。諦めも肝心だ。ワッシャーは無くても平気だろう。

諦めた時から強くなることがある。エンジンを掛け走り出そうとした瞬間、ライトが点いた。


ライトも点いたことでテンションも上がり、おのずとペースも上がる。

だんだん外も明るくなってきて更にテンションは上がる。



SA-SA間でなんとなく燃費を気にしてみたら、SAの1個飛ばしは出来そうにない。ゆっくりいけばそれなりだが、開けるとガソリンの減りが極端に早いようだ。
 




まさかあの人が会場にいるとは思ってもみなかった・・・



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