そんな感じで何となく帰れそうだから行けるとこまで行って限界きたら寝ればいいかと決め。
後発車組の車について行くと、なぜか行きとは違う道のり。ほとんどバイパスを走りGASが危うかったのでギリ北陸道に乗る前に自分だけ途中で別れガソリンを探しに。。。
ハイオク満タンOKでーす!!
すると「次のなんとか(忘れた)SAで待ってます」と車組からメール。
はてさてソレはどの位離れているんですかいな?
現在位置も待ち合わせのSAの場所も良くわからないまま、一人寂しい僕は車組に追いつきたい一心でアクセル開け気味、ギャップで跳ね気味でボディに効き気味、手はツリ気味、オナラは出気味で飛ばしたもんだから。待ち合わせのSAに着いたときには疲れはててしまい、飯も食ったしちょっと休んでくか?いやいや少しは進んだほうが良くね!?
で、街灯のない暗くて寒い上信越道を少しでも進みたいから開け気味、跳ね気味、効き気味、ツリ気味、出気味のまま頑張って走っていたら
あら?な・なんかライト点いてなくない???気のせい?いや、気のせいじゃなく点いてない。
マジっすか学園!?!?
気休めにライト本体をポンポンと叩いていたけどやっぱり点かない(ブラウン管のテレビじゃないんだから)。ちょちょちょちょ待てよ。危ないyo。
この時点でヘッドライトの球切れ覚悟、お泊り覚悟
「今日は私帰らなくていいの。ん?大丈夫だから。だってもっと一緒に居たいもん」
女の子から言われたら心の中でガッツポーズ、あんなことやこんなことしか想像しませんよね?
始めは余裕なくカメラを取り出すこともできなかったのでググッて出てきた昼間の画像をご覧ください。
黒姫野尻湖PA。便所と一基の自販だけの寂しいPA
自分がどこのPAに居たのか帰宅後に判明。
一応ライトを外してみるものの外す前からヘッドライトのバルブは真っ黒けっけ。時間はあるし疲れてる、上信越は街灯もないから寝て一晩明かしてから帰ればいいやと思い寝場所を探して少し横になってました。
昼間だとこんなに爽やかで暖かそうなんだ。最初に横になったのはこのベンチ。
私がライトがつかなくなってこのPAにやってきたのは20時。明るくなるのは4時30分と勝手に決めつけ、あと8時間半。8時間半もあれば自宅に着くのに。
普通に立って歩いたりしていれば「涼しい」程度でした。しかし、横になると「涼しい」ではなく「寒い」。GASを入れてからの爆走が効いてきたようで少し疲れたし眠い。時間がタップリあるから寝よう。とベンチに横になり小一時間。
「寒い。寒い。寒い」
寝たらダメ!死んじゃうよ!!
幸い、翌日の着替えとしてTシャツとかロンTとか万が一寒いと嫌だからと長袖シャツを持ってきてました。速攻、Tシャツの上にロンTその上にまたTシャツそして長袖シャツにGベスト。上半身はそれほどでもなくなりました。でも、でも下半身がとっても寒いです!!寝るどころじゃありません!!
そして時間はまだ21時ちょっと、明るくなるまで6時間はゆうにあります。6時間も暗く寒い中やることもなく時間をどーやって過ごせばいいのか学校では教えてくれませんでした。
これから更に冷えてくるんだろ?俺、このままここでどうなっちゃうんだ?急に不安が・・・
そうだ!!便所があんじゃん!!便所なら風もこないから外ほど寒くない。でもな、便所で寝る?そんなことも言ってられないくらい寒いけど・・・オイニーがダメだなぁ。
自問自答を繰り返す。
結局結論は出ず数時間。そして数時間。ふと見ると、あそこいいじゃん!!
電話BOX
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ただ風はヨケれたものの寒さがなくなったのではないんです。ほんのり寒い。電話帳を読んでみたり適当に時間を潰しても一人寂しい時間は経つのがとっても遅いです。余計に寒さと孤独感が増していきますが、お友達登場っす!!
ムカデくん。と
カエルくん。
無事に家に帰る事が出来そうな気がします。ま、明るくなれば普通に帰れるんですけどね。
カエルくん、ピョンピョン跳ねるもんだからナイスなのショットを取るのにダイブ時間が取られました。
そうこうしているうちに午前4時、まだ暗いけど完全に出発する気満々で出発。
道路は暗くてほとんど見えません。山岳地帯を走る道路はかなり寒いです。。
いいえ、大分寒い。。
途中朝食を頂くために立ち寄ったSAにしましまパンツの方がいらっしゃいました。朝からラーメンライスをいって満腹、ちょっと気持ち悪いくらい。しましまさんは僕がラーメン食い終わったら行っちゃいました。寂しいじゃないですか・・・・
追っかけ出発したもののしましまさんにナカナカ追いつかない。相当走ったら遥か前に発見し追いつき、知らない人だから並走することも気まずくそのままスルー、追い抜きがてら横目でちらっとみたらどこかで見たことある車両でした。
関越ラストのSAで元気ハツラツおろなみんCを飲んでるとしましまさんが、あ!Naraさんのお友達の方。お互いのトラブル話で少しお話し先を急いであと少し。
かなり疲労は溜まってるはずなのにバイクに乗ってるとどっかいっちゃいます。朝の渋滞の環八で倒れそうになったものの第三乗ったら、これまた気持ち良くてそのままどっか行っちゃいそうになりました。
愛は地球を救うのか結局わかりませんでしたが、バイクは楽しいってことだけは再確認で往復約1,000㌔の旅は終了です。
やーバイクって本当に楽しいですね。