どうも口の大きい女性が好みなようです。40半ばにして自分の好みがわかりました。
1965年ホンダがCB450で北米大型車市場にトライアンフT120ボンネビルに殴り込みをかけたのに続いて
2サイクルの大排気量はヤマハの350でそれ以上は無理だろうと思われていた中
1968年スズキは世界初となる大排気量2サイクルで北米市場へ
当初4サイクルも検討されたようですが2サイクルメーカーとして意地で4サイクルには負けないという目標を掲げたようです。
翌年にはホンダからCB750、カワサキからは500SSが発売されて完全にヤラれて隅っこの方に追いやられてしまったT500ですが
ヨーロッパでは乗りやすさから77年まで販売さていたんです。
60年代後半、北米市場へと日本のオートバイメーカーが熱かった時代のオートバイ。
どれも個性的でカッコいいです。
結局、考えていた金額より上回ってしまいましたが、群馬の、川崎のおじさんの、SNSで繋がっていた方の。
3台の方から聞いたのを考えれば妥当な線なのかなと思いまして。どの方のも売り物ではなく大切に乗られているようなので交渉までも気が引けていまして・・・
しかし、群馬の車体と不動の一台も見つけてくれたHさんの情報には感心させられました。
Hさん、その節はありがとうございました。
初期型だけのグリップ
スズキ純正「S」マーク入り
右にはスイッチは何もないしミラーのマウントもない。
シンプルでカッコ良過ぎる
左もハイローとLRとホーンだけ。
シンプル伊豆ベスト!!
ハンドルも少し低い。
跨ってみて初めて分かるタンクのスリムさ。
バックスキンなのかなんなのかわかりませんが初期型オンリーのシートカバー
雨の日納車で濡れてます。
鋲どめとか痺れます。
北米市場を意識してのメッキにラメカラー
ショックカバーも初期型オンリー
販売直前にホイールベースを10センチ伸すためと思われるフレームに明らかに後づけな補強
フロントフェンダーも初期型オンリー
この少し厚いリアフェンダーも初期型だけ
T20から引き継ぐ左キック
蹴りずらさがオーナー心をくすぐります。
褪せた向こう側に「S」マーク
探したらオーストラリアにあったタンクパッド
メーターも初期型
それをささえるトップブリッジも初期型だけ
ライトステーもリフレクターがなくて穴も開いていない
馬蹄のライトはスズキの証
「S」
フォークブーツも破れもないし硬化もなさそう
最初の800㌔までは回さないでください。
この形のグラブバーも初期だけだったけかな?
お漏らしするより全然いいです。
キャブも本来なら初期型オンリーのキャブがあるのですが、多分パーツが出ないので交換されたんでしょう。
一度乗せてもらった初期型はワタクシが乗っていたのより随分2ストっぽいなと思って確認したらキャブが違うようでした。
そこからパーツリストや画像で調べまくったら、やっぱりキャブも初期型だけのものだったので全然乗り味が違ったようです。
ポールのチャンバー取ってあって付ける予定なので、かえってセッティングデータのわかる後期型のキャブで良かったです。
ただ、メインジェット見ないとワタクシが乗ってたのと全く同じかどうかわかりませんが。
みなさま、大変お騒がせいたしまして申し訳ございませんでした。